この思いの中、皆さんに聞きたい事があります。まず一つ目は「YEG活動とは、何ですか?」、二つ目は「自分達の生活の中でYEG活動の優先順位は何番目ですか?」、色々な回答が出ると思いますが、大体が「YEG活動は、地域貢献する活動」、「YEG活動の優先順位は、家族・仕事・趣味などがあって、4番目、5番目」と、この様な回答になるのではないでしょうか。
確かに、YEG活動は地域貢献する活動であります。イベントなどの活動も必要だと思います。しかし僕らは経済団体です。まずは各々の企業が未来を描け、雇用されている人、その家族が幸せを感じ、自分・自分達の家族の心が豊かになる事が地域貢献の基礎ではないかと、自分自身は考えます。これは、一人の考えや力だけでは、なかなかできません。
そこでまず、YEGメンバー全員の心と心の共有が必要です。共有するには、交流をしなければなりません。交流するには、時間もお金も使います。YEG活動の優先順位が4番目、5番目の人でも、会員である以上会費が掛かります。大なり小なり、時間とお金を使うのであれば、とことん会員同士で交流し、心の通う仲間を作ってもらいたいです。
心の通う仲間が出来れば、異業種で世代間を超え、仕事・プライベート・家族間の付き合いが出来ます。心の豊かさ、楽しさが生まれれば、自ずとYEG活動の優先順位は上がってきます。一生の友を作り、地域貢献の基礎を作ってください。
平成24年度、会長研修会三重県津大会で、津商工会議所の竹林会頭が「心(芯)を通し、周りに気(木)を遣う鉛筆型人間になろう」と、言ってくださいました。この言葉を今一度噛み締めて、YEG活動をしようではありませんか。
50周年事業では、先人に感謝し、YEGの同志・来賓に対して、黒部YEG魂という太い心(芯)を通し、それを覆う大きな、大きな気(木)遣いでおもてなしをする鉛筆型人間で行きましょう。そして、地域が少しでも豊かになる様に51年目を歩みましょう。
最後に、YEG活動を通して地域に貢献していく中で、従業員・家族の理解があっての事です。従業員・家族に対しても鉛筆型人間で、共に一年間、活動しましょう。 |